下半身の症状(腰痛・膝痛・足のしびれなど)「腰痛など下半身の症状」でお悩みの方に見られる体型上の特徴○お腹全体が硬い、または冷たい感じがする。 ○お腹を押すと圧痛を感じる部分がある。 ○右、または左肋骨の弾力性がない。 ○仰向けに寝たとき、つま先が極端に内に向く、または外に倒れる。 ○快風院『均整日記』『腰痛』 ○快風院『均整日記』『腹痛』 ○快風院『均整日記』『膝の痛み』 ○快風院『均整日記』『足の痛み』 ○快風院『均整日記』『股関節の痛み』もご参照下さい。もご参照下さい。 人が立って行動する限り、下半身は上半身を常に支える役目を負っています。 よって、できる限りバランスのよい上半身を、土台である骨盤に載せておきたいものです。 上半身のバランスについて、例えば胃が慢性的に疲れて緊張しっぱなしの場合、上半身は胃のある左側に傾き、肝臓であれば逆の右側に傾くことが多いです。 また、それぞれの真裏である背中にも緊張を作るため、猫背など、前後のバランスも崩れがちになります。 そのように前後左右に傾いた上半身をずっと支えておかなければならない下半身は大変です。 右に傾いた上半身ならば、そのまま右に倒れていかないために、左の下半身ががんばる必要があります。 それが長年続いた場合、左腰、左股関節、左膝などに負担をかけ続けることになり、痛みの原因につながっていきます(ここではできるだけ単純化した例を挙げましたが、左腰→右股関節→左膝というように、交互にバランスをとることもあり、個人差は大きいです)。 上に挙げた「上体のアンバランスを支える負担による」という他に、下半身の痛みを発生させる要因として、「骨盤内臓器の緊張」があります。 腸や膀胱、女性ならば卵巣、子宮がそれにあたりますが、これらには主に腰の骨(腰椎や仙骨)から神経が出ており、さらに同じ箇所から足先にも分かれて神経が伸びているため、臓器の緊張がそのまま下半身全体にも伝わります。 骨盤内臓器の緊張はお腹の中にうっ血状態が続いた場合に起こりやすいため、お腹→肝臓→心臓と続く血液の帰り道のうち、重要な中継点である肝臓を元気にして、渋滞を常に解除しておくことが大切です。 そのことが上半身のバランス回復にもつながりますから、痛み発生の2つの大きな要因を一度に解消する調整が可能になります。 ※ここに挙げた体型上の特徴はほんの一部ですので、他にも「こういうかたちや動きは、この症状と何か関係があるのだろうか?」と、ご自分の体について疑問を持たれた方は、遠慮なくお電話かメールにてお問い合わせ下さい。 その際、便通や血圧など体調で気のついたことや、過去の症歴、受傷歴、手術歴なども教えて下さると、食事や生活習慣など、来院しなくても改善に向かう方法をアドバイスできるかもしれませんので、思い出せる範囲でお知らせ下さい。 ジャンル別一覧
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